ある領域で世界一の会社になるという覚悟。

増進会出版社は、8月に米国のEdmodo社へ出資を行い、9月4日に業務提携することで基本合意したと発表した。両社は、学校向けSNS・学習プラットフォームを開発し、2016年2月から提供する予定。

情報源: 増進会出版社/Edmodo社と業務提携しSNS・学習プラットフォームを開発 | ICT教育ニュース

こうした動きはいろいろな業界でみられるようになったなと思います。特にEdtechといわれる分野や、healthtechといわれる分野、最近ではIoTやウェアラブルの分野なんかも。

既に何らかの市場でシェアを持っていて、販路があるのであれば、こういった新しい分野のサービスや商品を資本参加や業務提携という方法で扱うのは、双方にとってメリットがあると思います。お金だけの出資とかはあんまりシナジーが無いような気がします。

先日、とあるベンチャー支援プログラムの説明会に行ってきましたが、出資オプションはあるものの、どちらかといえば事業やサービスの連携ができることや、マーケティング支援に自社の独自リソースを使ってベンチャーを育成するという意味合いが強く、シナジー効果の高い良い支援プログラムだなと思いました。

と、冒頭のニュースに戻りますが、システム・アプリとしてとても優秀なものだとしても、やはりそれを使うのは人です。直感的に使い方がわかるUIやUXだったとしても、やはりそこに人間的な温かみのあるアプローチができないと、意味をなさないと思っています。

例えばEdmodoが、どんな先生でも、どんな生徒でも、どんなクラスでも成果が出るような仕組みを実装していたとしたら物凄い!と思います。でも突き詰めて言えば、私たちは実証、臨床を繰り返し科学的に研究し、そんな仕組みをつくりあげようとしていると言っても過言ではないです。

最近、うすーい関係の(笑)知人が、私たちがつくっている仕組みに似たようなものをつくろうとしているのを察知したのですが、表だけ真似てソリューションをつくっても、私たちが本当に目指しているコアの部分は真似できないと思います。内緒です。まだまだですが、いろんな意味で世界一を目指したいなと最近思うようになりました。

これからの教師はITに強くてリテラシーもってて意欲を引き出す人が重宝される。

鳴り物入りでスタートした「ICT(情報通信技術)利活用教育」の実情は、お寒いものだった。Androidがベースとなるタブレットの故障が相次ぎ、授業“崩壊”寸前だというのだ。

情報源: ICT教育最先端 佐賀・武雄市のお寒い現実 トラブル287件、対処に悩む先生 〈週刊朝日〉|dot.ドット 朝日新聞出版

中途半端に安く済まそうとして、うまくいかないという分かりやすい事例。安かろう悪かろうやな。実証実験のiPadでうまくいっているのに、なぜここで謎のメーカーのAndroidベースのものにする。余計な税金がかかると同時に、教育の質の低下にまでつながりそうな話です。

こういった話は小学生や中学生の教育現場だけではなく、きっと企業におけるIT化推進でも同じようなことがありえる。

黒板とチョークとパソコンと。

これからは、これまでITがそこまで必要とされなかった現場(正確には使っていなかっただけ)、例えば介護や飲食や工場にも、もっとIT化が推進されると思います。そんな時に、同じようなミスはしないで欲しいなと、思います。

IT化推進する企業の銘柄を認定する経産省の取組みもリリースされていましたよね。それだけ業務効率をあげないと、このままだと労働力とか生産性がやばいよー!という話ですよね。

いや、教師もだよ、引用した記事の中で文句を言っている皆様。もっとITに強くなってください。

教師はITに強くて、生徒のモチベーションを引き出したり、コーチングやファシリテーションをするスキルや、様々なリテラシーを教えるというポジションに間違いなくなると思います。

ソーシャルラーニングを「誘発」させるスキル。

ナレッジサロンでゲームストーミングの会に参加してきました。

グランフロント大阪のナレッジサロンで月1回(時々サボって)参加しているゲームストーミングの会。参加は3回目!主催&ファシリテータは、オフィスアニバーサリーの北方さん。

ブレインライティングで、連想ゲーム!?

今回は「ブレインライティング」という、“連歌スタイルでアイディアを生み出すゲーム”をやりました。

  1. みんなで1つのテーマを決める。
  2. アイデアをカードに書き込む。
  3. 書き込んだカードを右手の人に渡す。
  4. 左手の人から回ってきたカードに書かれているアイデアに、自分のアイデアを付け足す。
  5. 各カードに5つ、6つのアイデアが書き込まれたらいったんカードを集めて、壁やホワイトボードに貼る。
  6. 良いなと思うアイデアに各自が印をつける。
  7. みんなで話し合う。

という順序でゲームは進みます。

書き込まれたカード

「組織のエネルギーを最大化するには?」というテーマで、4人でぐるぐる回しました。参加者それぞれの立場や背景やタイプによって、視点の違う意見が書き込まれるカードは面白かったです。時間的制約というか、どんどんカードがまわってくるので、一生懸命短時間で連想するアイデアを書き込んでいく。脳内が刺激されて良い感じです。

終わってみれば、なかなか良い解が導き出されたような!

普段は意見をあまり言えない人も含めて一緒にアイデアをゲーム感覚で出し合って、1人(もしくは立場が同じ人たち)だけでは導き出せなかったアイデアを短時間で出すことができるかもしれません。

これ、普通に会社でも、何か解決策に煮詰まったときとかに使えそう。

オシャレあいおうえお作文な「Story Cubes」というのにも挑戦

アイスブレイクがてら実施したRory’s Story Cubesという、イラストが入ったサイコロのようなもの9つふって、出たイラストをつなぎ合わせて即興で物語をつくるというゲーム。イラストから連想する短いストーリーを、結び付けていく作業が、結構面白かった。人の脳はこうして何かと何かを結び付けていく作業が得意なんだって。

story cubes

でも何のルールもつけずにやると、拡散しっぱなしで、面白あいうえお作文みたいになる(笑)でも一定のルールを少しつくるだけで、物語っぽくもなったりして、面白い。偶然出たイラストをもとに、その場にいるメンバーでつくる偶発的物語という新しい感覚のゲーム?でした。

今回も北方さん、参加者の皆さん、ひと時をありがとうございました!

▼株式会社オフィス・アニバーサリー
http://anni.co.jp/

 

教育現場向けSNSの存在とソーシャルラーニング。

FacebookやTwitterなど、プライベートで使うイメージが強いSNS。しかし近年、教師・生徒を対象とした「教育現場向けSNS」が急成長しており、海外ではすでに広まりを見せている。

引用元: 新たな学校のカタチ?「教育系SNS」とは (web R25) – Yahoo!ニュース.

Edmodeという海外発の教育現場向けSNSが取り上げられていました。知人がFacebookで、「habi+Do!もこの位置づけ?」と発言してくださっていましたが、教育現場(学校や塾、その他の資格学校など)で利用する場合は、まさしくその位置づけになると思います。

正確には、オープンなSNSではなく、クローズドなコミュニティなりグループと考えた方が良いと思いますが、小規模な組織の中のソーシャルと捉えれば、SNSと言えるかもしれません。(まぁ、正確にはSNSではなく、目標支援型アプリケーションと言いましょうか。)

実際に、つい先日、3大学合同ゼミで行われたプロジェクトで利用していただき、学生のみなさんからも概ね高い評価がついていて自信を持てました。LINEとか、Facebookとかいろいろと使い慣れている若者から見ても、使い勝手は悪くないとおもってくれていて、且つ、「プロジェクト」を進める上では利便性も高い上に、モチベーションを維持する仕組みも充実していたと感じてくれているのです。まさしく、プロジェクトベースドラーニング(課題解決型学習)において、ITを活用して円滑に進める時には、ぴったりな仕組みかもしれません。もっと言えば、プロジェクトの遂行だけではなく、社会人基礎力の向上まで意識した仕掛けが盛り込まれているとか、正直すごい(手前味噌)。⇒詳細はhabi+Do!のブログに

別件でとある英会話スクールさんとお話をしていて、ご提案することになったのだが、やはり重要なのはモチベーションの維持向上の部分。そのための仕組み。まさしくうちのサービスの得意分野です。単にコミュニケーションをとるだけではない仕掛け。これが重要なのです。

教育現場のIT活用の今後

これからどんな教育現場も、一方的に教えるという図式は崩れ去り、先生はファシリテーターでありコンダクターのような、またコーチのような、メンターのような役割を果たす必要があるのでしょう。その補助ツールとしてのIT活用は、今後ますます増えるでしょうね!あとは教師・講師となる方のリテラシー向上は急務だと思いました。

“ソーシャルラーニング”な環境をクラス内に実現していくファシリテーションスキルとでも言いましょうか。ITに強いだけでもダメ。そこには人的関与も重要なのです。

私は「ソーシャルラーニング」に関する持論があります。ソーシャルラーニングは「自発性に任せても無駄」ということだ。その場をうまく盛り上げるファシリテーターや、中で引っ張る推進者、リーダー的存在、フォロワー的存在が重要なのだ。少なくとも最初の一つは最低限必要。そんな風に思っています。

 

「宿題もテストも班でやらせろ」は、けっこう一理ある。

円陣を組んでチームで達成!

チームラボという社名どおりチームでものをつくるんだけれども、僕自身もそうなんだけれども、個人で考えたり個人で作業をするというよりは、チームで考えてチームで作業しながらまた考えていくという、結構共同作業的なことが仕事のほとんどなんだけれども、あんまりチームで何かものをつくるとか、チームで何かアウトプットするということと真逆なんだよね、今の教育は。

引用元: 「宿題もテストも“班”でやらせろ」チームラボ猪子氏、“社会の要請とはまるで逆”と学校教育を批判 | ログミー[o_O].

学校というところは、もちろん社会に出てからの共通言語となりうることを“覚える”ためにも、その手の教育の比重を多くしがちなのかもしれない。

猪子氏の言うとおり、共同作業をする場が少ないのも事実。でも実際には、今は実験的に一部の学校などで、いわゆる「協働学習」なるものも、取り組みが始まっていることもまた事実。まだまだ少数派だけど、教育者の中にも、社会の実態に即した学びを提供しようとしている人がいるということ。プロジェクトベースドラーニング(PBL)なんかも、その一種ですよね。

チームで作業して目的・目標を達成するということは、ほとんどの仕事に共通するものです。1人の力でなんとかしようとしないほうが、結果としてうまくいく。それは自分も苦い経験からも、自信を持って言えることです。

チームっていうのは、もともと1+1>2になるような、シナジーを発揮して生産性を高めるためにあるものです。チームっていうのは、1人でできないパワーを発揮するために組むものなんです。

じゃあ、どうやって個人を評価するの?という言葉が聞こえそうですけれど、チームで達成したテストの点数と、その中で果たした役割なども加味した通知表なのかなー。チームで頑張った「結果」と、各自の「プロセス」の評価。

これらって、学校だけじゃなくて、企業にも必要とされていることだと思っています。

昔、小学生の頃にあった班活動、けっこう好きだったけど。中学の校外学習のときの班も、なんだかんだ楽しかったです。やんちゃな人たちが混ざっている班長は大変でしたけれど。