ダンベル

やる気の無い人に健康行動をとらせる面白い事例。

メキシコの首都メキシコ市(Mexico City)の地下鉄で、乗客がスクワットをしてカロリーを消費すると、一定額の運賃を無料にするサービスを開始した。

引用元: メキシコ-スクワット10回で地下鉄無料乗車 |.

こんなニュース記事を目にしました。なんでそこまでするかというと、メキシコはアメリカを差し置いて肥満率がTOPの国らしい。スクワット10回をしてカロリーを消費すると電車の運賃が無料!なんてステキなサービス。(まぁ、国営の電鉄会社じゃないとそんなことはできないでしょうけど)それくらい、国としての課題に肥満があがっているということなのでしょう。

日本に話を戻します。

職場での健康増進の取り組みで、よくありがちなことは「元からスポーツやっていたり、健康意識高い人だけが頑張る」という結果。これはいろんな担当者の方からお話を聞きます。

つまり、検診でひっかかって、ちゃんと生活改善をしなければならない人ほど、健康意識が低いので、健康増進の活動を促しても、主体的に取り組まない。やる気がない。だからやっても続かない。うまく成果が出ない。

特に検診にひっかかっていない人にも課題はある。健康的な生活は、今どこも悪くない人も心がける必要があるはずなのです。だけど、必要性を感じていないから、やっぱりやる気がでない。もとから意識が高くて、自ら健康的な生活習慣を心掛けている人なら良いのですが、そうではない人は間違いなく多くの場合で、生活習慣病リスクが高まっているわけで。

これらでよくあがる話題は「健康って個人の問題でしょ」「そこまでマネジメントが踏み込めない」という考え方。いやいやいや、違うでしょ、そんなのはもう考え方として古いとはっきり言います。

ビジネスパーソンとして、生産性高く仕事をすることは当然の責務であり、健康を維持増進する生活を送ることは、重要なセルフマネジメントの一つです。(と、えらそうに言っていますが、私だって20代、今の会社に来る前というのは、むちゃくちゃしてました。その反省の意味も込めて。検査してみたら、肝臓がもう少しでやばかったです。きっと糖尿病とかもやばかったかも。生活習慣大事です。)

ということは、従業員の健康リスクは、十分に経営リスクにもなりえます。企業の規模に関わらずです。これから、間違いなく人の採用難易度はさらに上がっていくでしょう。だからこそです。

というところで、企業としても「健康経営」を志すことは、それはもう大義があることだと思います。

ところが、「みんな、健康になれよ!」と命令したところで、人は動かないと思います。頭でわかっていても、それは難しい。だって人間だもの!

だから楽しい要素をいれながら、参加しているといつの間にか夢中になっていたり、気づいたら健康習慣が身についていたりするような仕掛けが、こうした取り組みには必要だと思います。それをお手伝いしているのも、私が主に関わっているウェルビネという会社なんですけれど。

冒頭の引用事例の話は、ある意味で自治体とか国家レベルの大きな話ですけれど、やっていることはシンプルです。「必ずみんなが必要なインフラを使っていること、その人にちょっとしたご褒美があって嬉しいということ。」それだけで、普段運動しない人も「ちょっとやってみようか」と思うのではないでしょうか。

大き目の会社だと、自販機や食堂なんかがあって、歩数計とかトレーニングのデータを測る機器と連携していて、条件を満たせば100円引きとか、そういうのって割とできそうな気もします。

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投稿者:

toyokichi

toyokichi

何かに夢中で楽しんでいるうちに、いろいろな課題を解決してしまってHappyになれるような、そんな仕組みをつくることを夢見ている人です。渋滞と行列がニガテ。ランナーもどきで実はオタクです。